大人になって分かった事。



まだ脳みその中が子供だけど、何となく分かったこともある。
恐らく賛否両論あるかと思うし、個人的な独断と偏見だけどさ。



この日本という社会で個性と言うものは必要ない



これはつくづく思う。ぶっちゃけ自分自身「変な子」「変人」として生きてきた自覚はある。
そして、生きてきた中で、その人の個性とか癖とか、そういったものは不必要なものであって、それはただ単に自分自身を苦しめる材料に過ぎない。



この日本と言う社会は、子供のころは「個性を伸ばせ」「普通じゃなくても良い」と言うが、正直それは大人になると苦労する要因となる。
差別も承知で言うが、低偏差値の高校や大学ほど「学生の個性を伸ばす」と言うおためごかしを使う。




だが、社会に出て役立つ個性なんて、金になる特殊技能だけだ



金になる特殊技能でも何でもない個性何て持っていても無駄である。
と言うのも、この社会では、とにかく「普通」であること「常識的」であることを求められる。



そして、恋愛市場ではそれはさらに露骨になり、なるたけ「個性」や「癖」の強い人間は避けられる傾向が強い。
学校や社会では「個性が大事」と言っておきながら、いざ社会に出ると、誰もみな、他人に対し「普通」であることを望んでいるし、ましてや他人に対して「個性的である」事など望んでいないのだ。



例えば、ずっと独身の男がいるとしよう。



彼は何故結婚できないのか?分析される事は世の中大いにある。だがその理由が大抵は


「あの人クセが強かったのかな?」って意見である


「あの人ハゲてるから結婚できないのかな?」とか「背が低いから結婚できないのかな?とか「不細工だから結婚できないのかな?」とか聞いたことがない。




女性から需要がある男は、「清潔感が有り「誠実な人」要は、究極的にクセが無く、普通な人なんである。




マッチングアプリでも結婚相談所でもそうだが、好みのタイプで「個性的な人」「癖の強い人」など見たことが無い。



この社会では平穏無事に生きるためには、とにかく「普通」であり続ける事。奇抜な事やエキセントリックや事はしてはいけない。仕事でも出世するタイプは「平穏無事に生き延びた人」それだけである。
そして恋愛の世界でも仕事の世界でもそれは望まれていない。



ただ、自分のようなもの好きで注目されたい奴だけは、エキセントリックな事や「普通」じゃない事をすればよいが、それには「蔑み」や「嘲笑」など、世間的な低い評価は甘受しなければならない。



それを甘受する度胸がない人間が「個性」云々持ち出してもそれからは苦労する人生が待っているだけだ。




人間の個性を邪魔するのは、大人の社会や汚い大人たちと、子供のころ思わされていたが、なんてことはない。元々この日本は個性が大嫌いなのだ。



自分と同じ世代でも子供達でも、他人やましてや同僚及び恋人が「個性的である」事など望んでいない。

コメント

ソウカ
2020年5月28日10:38

個性を大事に、と言いつつKYなんていう言葉が流行ってしまうことからも、「個性的な人」には苦しい世の中でありますね!

私はかなりの個性的な人間で、苦労してきました・汗

半島民
2020年5月28日15:08

>>だが、社会に出て役立つ個性なんて、金になる特殊技能だけだ

「個性」の言葉の範囲が広すぎるんですよ
金になる特殊技能=「スキル」、普通でないと拒絶される=「パーソナリティ」
個性を大事に=「アイデンティティ」、人と違う自分だけ=「プライド」
全部別物なんで

くみこ
2020年5月29日17:56

なくて七癖、それが濃すぎるとちょっとね…

私は発達障害なので癖のあるKYとして無視されたりいじめられてきました…
今でもうっかりミスが多い日常ですが、そこを許容してくれる夫に救われています。

柳
2020年6月8日17:53

>ソウカさん
mee too

柳
2020年6月8日17:54

>半島民さん
さーせん(笑)僕流の個性の理解何で

柳
2020年6月8日17:55

>くみこさん
良い旦那さんですね。ってまぁ周りに理解されない事はどこかで諦める時期は人生には絶対ありますよね
柳

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