やなせたかし先生の作品のアンパンマンをハードボイルド風にまとめてみました。

とあるパン工場で、電話が鳴り響く・・・・

trrrrrr・・・・ガチャ

ジャムおじさん「おう。アンパンマン。俺だ。」

アンパンマン「おう。ジャムおじさんか。俺のスペアの顔も焼けて無い朝っぱらから電話とはな。相変わらず人使いの荒いお人だぜ。」

ジャムおじさん「朝のシャワーの後に電話した方が良かったか?そうしたら、お前さんの顔がふやけちまうけどな!!!」

アンパンマン「朝から胸糞の悪いジョークありがとうな。冗談はよしとして、どんな要件だい?俺の予感じゃあんま良い電話じゃなさそうだな」

ジャムおじさん「残念ながらお前の予感はズバリ的中だ。バタ子さんが、バイキンマンにさらわれた。恐らくバタ子さんの身柄はバイキンマンのアジトだ。だがそのアジトの場所がわからねぇ」

アンパンマン「ふっ。今日は、メロンパンナとぶらっと遊びにいくつもりだったのにな。ったく、マメに遊んでやらない男は女に嫌われるんだぜ?」

ジャムおじさん「じゃ、今日はバタ子さん放っておいてメロンパンナと甘い夜を楽しみにいくのか?」

アンパンマン「あんたの嫌な声聞いちまったら、そんな気分も無くなっちまった。さてと・・・・今日は他の女でも捜しにバイキンマンのアジトらへんで、ナンパでもしに行くとするかぁ。そっちに良い女でもいるような気がするんでな。」

ジャムおじさん「ふっ。あまり変な女に引っかかるなよ。」





予告~ジャムおじさんの愛してやまないバタ子さんがバイキンマンにさらわれた!!!!!!その一報をジャムおじさんから受けたアンパンマンは一人、バイキンマンのアジトへ向かった。行け!!!アンパンマン!!!!戦えアンパンマン!!!!!

カレーパンマン「よぉ。そこの甘党野郎。こんな朝っぱらからお出かけとは、どこへ遊びに行く気だ?」

アンパンマン「ふっ。辛党と思いきや、実は甘口カレーが入っているお前に言われたくないな。カレーパンマンよ。」

カレーパンマン「ふっ。とんだ御挨拶だな。このつぶアン野郎。で。今日はバイキンマンのアジトで遊んでくる気か?」

アンパンマン「なんだ?ジャムのじじぃが、しゃべったのか?」

カレーパンマン「ただそんな気がしただけだ。だが、ずばり正解を言っちまたみたいだな。」

アンパンマン「なんだ?お前も一緒に行く気かい?」

カレーパンマン「よせやい。俺はお前と違ってモテるんだ。女遊びに忙しいんだよ。ただ、今日はバイキンマンのアジトに良い女が居る気がしてな。」

アンパンマン「ふっ。好きにしろ。この実は甘党野郎」

食パンマン「おやおや。良い年した男前の御二人さん達がどちらへお出かけで?」

アンパンマン「なんだ。食パンだけあって地獄耳だな。お前もバイキンマンのアジトへ行くつもりか?」

食パンマン「ふっ。生憎私も、今日行く方向が貴方がたと同じでね。」

カレーパンマン「けっ。いけすけねぇ奴だ。トースターの中で焼かれてりゃ良いのによ。」

食パンマン「私は貴方方と違ってウソをつかない。私は、ただ悪い奴がのさばっているのが嫌なだけさ。バタ子さんのためじゃないし、ましてや貴方方のために行く訳じゃない」

アンパンマン「ふっ・・・ずいぶんと俺達も嫌われたもんだな。なぁ?カレーパンマンよ?」

カレーパンマン「なんだよ?俺はおめぇの事も嫌いだぜ?このつぶアン野郎?」

食パンマン「そうと決まれば、話は早い。行きましょうか」

カレーパンマン「おいおい。俺に勝手に指図してんじゃねぇよ!!!」


・・・アンパンマン達、炭水化物ご一行は、バイキンマンのアジトに近づいていく。だが、アジトに着く前に、三人はにっくきバイキンマンに出会ったのだった

バイキンマン「久しぶりだな。アンパンマンよ。」

アンパンマン「バイキンマン。あの時、俺はてめぇのキタねぇ面を二度と拝まねぇと心に誓ったのに、また会っちまったな。」

食パンマン「バタ子さんは無事か!バイキンマン!」

バイキンマン「それはお前の目で確かめるのだな。」

食パンマン「どうやら力ずくででも聞かなければいけないみたいだな」

バイキンマン「おっと。私はお前達とここで戦るために来たんじゃない。ただ挨拶をしにきただけだ。」

カレーパンマン「けっ。そう言うセリフは、その銀河系で一番だっせぇ飛行船から降りてから言えってんだ。」

バイキンマン「それは悪かったな。私は、血の気の多い三人の男どもと素で戦おう程、無謀じゃないのでね。」

食パンマン「こんなとこに来たのは何か目的があるからだろう?それを聞かせてもらおうか。」

バイキンマン「・・・・・バタ子さんは私のアジトで眠っている。だが、もし今日の夕刻までに救い出さなければ、バタ子さんは永遠に眠って貰う事になる。」

食パンマン「何故そこまでするのだ?菌類のお前が何故そこまでバタ子さんに執着する?」」

バイキンマン「それはな・・・私はお前と真剣勝負をしたいからだよ・・アンパンマン。こうでもしなければお前は本気にはならないからだよ。」

アンパンマン「な・・・・なんだと・・・?」

バイキンマン「アディオス。アンパンマン。私はアジトで首を洗って待っているぞ。」

カレーパンマン「待ちやがれ!!!この存在自体が不潔野郎!!!!」

バイキンマン「では一時の別れだ・・・・バイバイキ~~ン」

カレーパン「ちくしょう!!!!逃げんじゃねぇ!!!!」



夕方までにバタ子さんを救い出さなければ、彼女の命と操は無いい!!!!!
挑戦状を叩きつけられたアンパンマンら炭水化物ご一行は、バイキンマンを倒すべくアジトへと立ち向かったのだ
行け!アンパンマン!見事バタ子さんを救い出し世界の平和を取り戻すのだ!!!!

バイキンマン「ふぅ。戻ったぞ。」

ドキンちゃん「お帰りなさい。バイキンマン」

バイキンマン「バタ子さんはどうしている?」

ドキンちゃん「あっちで気持ち良さそうな顔で寝てるわ。」

バイキンマン「・・・・そうか」

ドキンちゃん「ねぇ?バイキンマン?何故菌類の貴方がそこまで人間で、しかも可愛くないバタ子さんに執着するの?もしかして、ああいう地味で男っ気の無いタイプが好きなの?」

バイキンマン「ははははは。そんな訳じゃないよ。ただの気紛れさ」

ドキンちゃん「そう・・・・・」

バイキンマン「妬いているのか?」

ドキンちゃん「バカな事言わないで。誰があんたなんかと・・ちょっと出かけて来るわ」

バイキンマン「あまり夜更かしはするなよ。それから深酒は肌に悪い。注意する事だな。」

ドキンちゃん「あんたに心配されるほど、子供じゃないわ。」

バイキンマン「ふっ。そうか。それは失礼したな。」


・・・・・ドキンちゃん、飛び立つ。そして食パンマンの元へ・・

ドキンちゃん「食パンマン様・・・・」

食パンマン「・・・・・・」

ドキンちゃん「どうして何も答えて下さらないの?」

食パンマン「私はバイキンマンを倒しに行き、バタ子さんを助けに行く。今の目的はそれだけさ。わたしの顔は耳だらけだが、今はだれの声も聞こえない」

ドキンちゃん「そう・・・食パンマン様もバタ子さんが・・・」

食パンマン「違うよ。ただ私はバイキンマンが好き放題しているのが嫌なだけさ。」

ドキンちゃん「ねぇ?」

食パンマン「・・・・・・・」

ドキンちゃん「食パンマン様って好きな人居る?」

食パンマン「・・・・私には誰の声も届かないと言っただろ?」

ドキンちゃん「分かった・・・・それが食パンマン様の答えね。」

食パンマン「君は菌類。私は炭水化物・・・・それだけの関係だ・・・ただ・・・」

ドキンちゃん「ただ????」

食パンマン「いや・・・これ以上はバイキンマンを倒した後でしか言えない」

ドキンちゃん「どうしても今言って下さらないの?」

食パンマン「今言ってしまったら、私はキミをどうにかしてしまうだろう。」

ドキンちゃん「いいよ・・・・食パンマン様なら・・私を好きにしても」

食パンマン「さらばだ。また生きて会えたら・・・・」

ドキンちゃん「!!!!!!!!」

カレーパンマン「うぉい!!!!食パンマ~ン!!!!誰としゃべってんだ~?」

食パンマン「ふっ。ただの独り言さ。すぐに行く。」

ドキンちゃん「ワタシ・・・ずっと待ってるから。じゃぁね!!!!バイバイキ~ん」

カレーパンマン「うぉい。おめぇ何してたんだ?誰かにジャムでも塗られてたか?」

食パンマン「ふっ。私はお前ほど間抜けじゃないさ。別にジャムなんか塗らなくても、超芳醇だから十分旨いのさ」

カレーパンマン「けっ。いちいちキザな野郎だ。」







前回までのあらすじ:地味で男っ気の無いバタ子さんを救出するため、バイキンマンのアジトへ向かった三人の炭水化物達。
ついにモテない炭水化物どもは、バイキンマンのアジトらしき岩山に来た。だが、ここからも幾多の試練が待ち受けているのだった!!!!!

アンパンマン「ここがバイキンマンのアジト・・・か?」

カレーパンマン「・・・・・逆にこう、あからさまに不自然にバイキンマンの彫刻が彫ってあると・・・逆に怪しくないか・・・・」

アンパンマン「あぁ。そしてこのアジト・・・・生意気にオートロックだ・・・」

カレーパンマン「ロック解除番号か・・・ってそんなもん分からねぇよなぁ・・・・」

食パンマン「・・・・・・・」     

ぴぽパぽぴぽパ・・・・trrrrr・・・・・・trrrrr・・・・(携帯が鳴る音)

カレーパンマン「おめぇ誰に電話かけてんだ?」

食パンマン「・・・・もしもし・・・・」

カレーパンマン「・・・って無視かよ!!!!」

ドキンちゃん「はい・・・もしもし・・って食パンマン様!!!!!?何でこの番号が分かったの????」

食パンマン「私に分らぬ事など無いさ。」

ドキンちゃん「す!!!!すごい!!!ワタシの事こっそりストーカーしてたのね!!!!でもそんなスト-カーな所もワタシ大好き!!!!!」

食パンマン「・・・・あぁ・・・うん。バイキンマンのアジトのオートロックの番号教えてくれ・・・あぁ。うん・・・」

カレーパンマン「お・・・・・おめぇ・・・凄いのか変態なのか・・」

食パンマン「解除番号は0501。バイキンマンの誕生日だ」

カレーパン「げ・・・・げぇぇぇぇぇ????バイキンマンの誕生日まで知ってるのかよ????」

アンパンマン「・・・・0501と・・・・あ。本当に開いた」

カレーパンマン「おめぇ本当に何でも知ってるのか・・・」

食パンマン「あぁ。お前が実は昨日、中身のルーをボンカレーに替えた事も私にはお見通しさ。あと自分がニンジン嫌いだからって中身の具からニンジン抜いただろ?」

カレーパンマン「お・・・お前俺にまでストーカしてんのか・・・」

食パンマン「超芳醇を舐めるなよ」

アンパンマン「よし、じゃそこのストーカー変態野郎と、そこのボンカレー野郎!!!!バイキンマンのアジトに乗り込むぞ!!!!」

カレーパン「て・・・てめぇ!!!!勝手に変なあだ名つけんじゃねぇ!!!!!」

食パンマン「ふっ。変態は否定はしないが、私はストーカーでは無いぞ」















前回までのあらすじ:モテない炭水化物三人組はついに、バイキンマンのアジトにたどりついた。幾多の試練を超え、ついに三人はバイキンマンと対峙する。行け!アンパンマン!世界はお前の手に委ねられているのだ。

バイキンマン「よく来たな。アンパンマン・…他二名。」

カレーパンマン「・・・なんか俺らおまけみたいな言い方だな。」

アンパンマン「ふっ。バタ子さんを返してもらえれば、今日の所は一発殴るだけで簡便してやるぜ?」

バイキンマン「ふわははははははは!!!!威勢が良いのは結構だが、これが何だか分かるかな?」

ぽちっ モニターにバタ子さんの姿が映る。

バタ子さん「アンパンマン!!!!!もう私お嫁にいけないわ!!!!」

バイキンマン「ふふふ。安心しろ。嫁に行きたくても、誰もお前みたいな女、狙いはしないさ。」

食パンマン「き・・・貴様!!!バタ子さんに何をした!!!!」

バイキンマン「ふっ。バタ子さんの額に思い切り「肉」って書いてやった。」

食パンマン「き・・・貴様・・ゆ・・・許さ・・ゆるさ・・・ぶわははははははははは!!!!!」

バタ子さん「いやぁぁぁぁぁ!!!見ないでぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」

バイキンマン「しかも私の発明した最新鋭の機械で、ほっぺのホクロから毛を生やしてやった。」

食パンマン「き・・・・貴様・・・れ・・・レディにそ・・・そんなあられも無い姿に・・・し・・・しやがって!!!!ぷ・・・・ぷはははははははは!!!!」

アンパンマン「ふっ。どうやらバイキンマン・・・お前をタダで返す訳にはいかないみたいだな。」

カレーパンマン「へっ。俺に任せな。今日の俺のカレーはココイチの五辛だぜ?」

バイキンマン「ふっ。五辛だと?甘いな。」

カレーパンマン「な・・・何?」

バイキンマン「私の昨日食べたココイチは10辛だ。しかも大盛りでトンカツ付きだ」

カレーパンマン「くっ!!!!そんなの口からでまかせだ!!!くらえ!!!五辛カレービームだ!!!!」

バイキンマン「ふっ。五辛など私にとってすれば、小学校六年生の初恋ぐらいに甘いもの。本物の辛さはこういうものを言うのだ!!!!」

カレーパンマン「な・・・なんだと???この辛さは!!!!うわぁぁぁぁl!!!辛さで体が燃えるようだぁぁぁ!!!!」

バイキンマン「カレーパンマンよ!!!弾けて混ざれ!!!!」

カレーパンマン「ぐ・・・・ぐぉぉぉぉぉ!!!!」

アンパンマン「か・・・カレーパンマン」

バイキンマン「けっ・・・汚ねぇ花火だ」

食パンマン「ひっひぃ~!!!!ホクロから毛!!!うひゃひゃひゃひゃひゃ!!!!」

アンパンマン「ふっ。どうやらバイキンマンよ。計らずとも俺と貴様との一騎打ちになっちまったみたいだな。」

バイキンマン「ふっ私もそれを待ち望んでいた。せいぜい私をがっかりさせないでくれよ。あの薄汚いウ○コ野郎みたいにな。」

カレーパンマン「う・・・ウ○コ言わないでくれる?・・・け・・・けっこう気にして・・ん・・だぞ・・これで。」

アンパンマン「ウ○コマンよ。お前の遺志は確かに受け取った。お前の無念俺が必ず晴らす!!!!」

カレーパンマン「いや・・・・だからお前までウ○コ言わんでも・・・」

前回までのあらすじ:バタ子さん救出に向かった、モテない炭水化物達は、バイキンマンのアジトに辿り着いた。
バイキンマンの卑劣な手により、前座の二人は敗れ去った。そしてアンパンマンとバイキンマンとの死闘が始まるのだった・・・

アンパンマン「ふっ。お前と戦うのは何年ぶりだろうな。」

バイキンマン「そうだな。恐らくは43日ぶりぐらいだ。。9分の1年くらいか。」

アンパンマン「ふっ、その時の私と思うなよ。」

バイキンマン「ふっ。戦闘力924か・・・それで私と対等に戦おうと言うのか。」

アンパンマン「何??まさか・・・貴様スカウターを?」

バイキンマン「ふっ。いつまでもローテクな訳じゃない。しかも最近、宇宙船にもナビをつけた。」

あんパンマン「ば・・・バカな・・・・まだ俺のうちのテレビは地デジ対応ですらないのに・・・」

バイキンマン「くくくく・・・・うちはしかも、超薄型の亀山モデルだ。」

アンパンマン「ふっバイキンマンよ。見事だ。だがな!!!ハイテクとローテクが実力の決定的違いにならない事を教えてやろう!!!!」

バイキンマン「ふっ。坊やめ。」

アンパンマン「うぉぉぉぉぉ!!!!!」

バイキンマン「ば・・・ばかな戦闘力が上がっている・・・・924・・・924.1・・・924.2・・・!!!!!!」

アンパンマン「うぉぉぉぉ・・・・アンパン拳二倍だ!!!」

バイキンマン「ふっしかし、その動きでは私を倒せん。」

ばきっ・・・どかっ・・・

アンパンマン「へっ。とんでもねぇやろうだ・・・だが何でだろうな・・・おらワクワクしてきたぞ・・・」

バイキンマン「ふっついに降参か?」

アンパンマン「うぉぉぉぉぉ!!!!」

バイキンマン「なに?バカな!!!!またアンパンマンの戦闘力が上がっている!!!! 924.3・・・・924.4・・・!!!!」

アンパンマン「アンパン拳三倍だぁぁぁぁぁ!!!!」

ばきっ。どかっ・・・

バイキンマン「くぉぉぉ・・・貴様・・・バカな・・・俺の戦闘力を超えやがった・・・・」

アンパンマン「へ。なんてタフな野郎だ・・・」

バイキンマン「ゆ・・・許さんぞ!!!!もうバタ子さんなどいるかぁ!!!!アンパンマンもろとも、次はバタ子さんもろとも、額に赤ペンで『シャア専用』って書いてやる!!」

アンパンマン「か・・・考えたな!!!!クソ!!!!!」


・・・











舞台は変わって・・

食パンマン「いやぁ・・・本当に笑ってごめんね。でもマジであんなにツボに入ったのは初めてだよ。」

バタ子さん「もう失礼しちゃうわ。ぷんぷん。」

カレーパンマン「でもよぉ良かったな。バイキンマンのアジトから逃げ出せて」

バタ子さん「あぁ・・・別に逃げた訳じゃないのよ・・・ねぇ・・・」

カレーパンマン「へ?どゆ事?」

バタ子さん「実はね・・・私ジャムおじさんと喧嘩しちゃってね。ほら・・・あの人、なんか加齢臭がするし、セクハラはするしで、もう大変だったんだから。挙句に私に『愛人』になってくれって。あの人、嫁も居ないんだから、自動的に愛人になれないのにね。頭がこの陽気でおかしくなったのかしらね。」

カレーパンマン「ジャムおじさんもずいぶんマニアックな女の趣味してんだな」

バタ子さん「あら!!!!失礼しちゃうわ!!!!」

食パンマン「それでどうしてバイキンマンの元へ?」

バタ子さん「そうそう。それでね・・・・バイキンマンの彼氏になったと言えばジャムおじさんも諦めてくれると思って。」

カレーパンマン「また、それもすげーアイディアだな」

バタ子さん「そうしたら、今度はバイキンマンが私に本気になっちゃったのかしら?私に変な今年始めたのよね。それでこんな事になっちゃったの。」

食パンマン「ふっ。バイキンマンにはそんな気は毛頭なかったとは思うが,しかしバタ子さんは救い出された。これで一件落着だな。」

カレーパンマン「所でおめぇ、この後ジャムおじさんとこに戻るのか?」


バタ子さん「はぁ?何言ってるの?何で私があの油ギッシュな、加齢臭の素○童○の腐れハゲ野郎のとこに行かなきゃいけない訳?」

カレーパンマン「いや。。。そこまで言わんでも。。。」

バタ子さん「ワタシね。これから夜のお仕事始めるの。そしてナンバーワンになって綺麗でゴ-ジャスな生活するの。」

カレーパンマン「いやぁ・・・ま、でも夢を持つのは良い事だ・・・」

食パンマン「それが不可能だろうが、頑張れば少しくらいは報われるはずさ。」

カレーパンマン「そういやぁ・・・なんか忘れてる気しねぇか???」

食パンマン「気のせいさ。気のせい。さぁ帰って今日も終わったドラクエのレベル上げるか。」

カレーパンマン「おめぇも随分暇だな・・・・って本当に何か・・・忘れてる気が・・・・するな・・・」


ハードボイルドアンパンマン・完


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柳

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