スラムダンクの面白さについて
2019年3月5日 日常 コメント (2)先日、ドラゴンボールの事について書いたら、とある方から「スラムダンクの面白さと幽遊白書の面白さについても説明してくれ」と嬉しい?依頼がございました。
そんな訳で、私めの私見ながら!!!言っていきたいと思います。
まぁ正直、連載当時そこまでバスケ自体に興味はなかったのですが、それでも読んでいるうちにバスケに興味を持ち出して、気づいたらかなり熱中して見ていました。
このスラムダンクについての面白さを私なりに考えるとポイントは3つあります。
1.「天才」桜木がすっごい苦労している⇒すぐに上手くならない。シュートが入らない
2.けっこう湘北高校負ける。
3.やっぱり三井君の不良からの更生シーン
主人公の桜木花道君は、非常に才能あふれる男です(ガタイも良いし・・・) 普通の漫画なら、すぐにでも上達してすぐ主力になって、いわゆる「シュートが入らなくて苦労する」とか「ファールですぐ退場する」とか言うプロセスを踏まず描いてしまうところです。
ただ、主人公の桜木君は驚く程、上達がゆっくりというか、中々上手くなりません。(まぁ実際なら驚異の上達ペースなんでしょうが、漫画では遅く感じます)
ここに、井上雄彦先生の「バスケなめんな」と言う声が聞こえてきそうです。
実際、普通の桜木君のジャンプシュートが決まるのが23巻くらいだし、15巻くらいまではレイアップシュートとダンクしか出来ません。それでもリバウンドは出来たので試合には出してもらってましたが、何度も退場したりまた、意外や意外井上先生は「まぐれでシュートが入る」と言うシーンを頑なに書きませんでした。そしてゴール下シュートの練習やジャンプシュートの練習も驚く程、描いていますし、かなりシュートには苦労しています。
なので、主人公なのにゴールシーンが驚く程少ないんです。 (だって入らないから)
ちなみに得点源は大体、流川君と、ゴリとミッチーになるんですね。
そして第二に、ここがけっこうポイントなんですが、桜木君のいる湘北高校は、けっこう負けます。それも300ページや400ページ費やした試合でも負けます。(練習試合の陵南戦と、決勝トーナメントの海南戦)
ここまで苦労して書き上げた試合でも、井上先生は負けさせます。ほかの漫画でしたら「ここで負けさせないっしょ」みたいな風でも普通に負けさせます。(意外とこれ、出来ないんじゃないかな)
漫画でも「勝負の残酷さ」みたいなものにリアリティを持たせているのと、また次の試合でも「ひょっとしたら負けさせるんじゃないか?」と言う読者に緊張感を与えた所がポイントです。
正直、陵南戦と海南戦を勝たせてたら、もっとつまらなくなってたと思います。やはり漫画で大事なのは、スポーツ漫画では「負けるかも知れない」とかバトル漫画だったら「本当に死ぬかも知れない」と言う緊迫感じゃないでしょうか。
第三に、やっぱこれ 三井寿の不良からの更生シーン。
一応、初期のスラムダンクは、不良っぽい感じのする漫画でした、なんつーか「ろくでなしブルース」っぽいヤンキー漫画要素が半分くらい占めていました。
(最初は不良の堀田のりお君とあーだこーだやってましたしね!!!)
桜木軍団とか、完全不良集団だし、流川君も喧嘩強いですし。
ひょっとしたら最初は完全に不良物になるか、スポーツ物になるか、ふらふらしてたんじゃないでしょうか?(ろくでなしブルースも一応ボクシングだったし)
陵南との練習試合後に、宮城リョータが登場してそこからまた、ヤンキー要素がぶり返して来ました。(喧嘩シーンなんて完全にヤンキー漫画)
そこで出てきた三井君が湘北高校バスケ部をぶっ潰しに来るんですが、 そこで派手に喧嘩するんですが、正直喧嘩していた時は、三井君はまだ「元バスケ部」って設定でも無かったそうです。
ただ、喧嘩シーンを書いている最終うちに、「三井君を元バスケ部って設定にしたほうが面白いんでね?」と言う風になって、「安西先生・・バスケがしたいです・・」みたいになったんじゃないかなと。
あの時、三井君がバスケ部だったって木暮くんの告白にも連載当時「マジかよ・・・」みたいな感じでしたし。(前振りも何も無かったし)
この行き当たりばったりが、逆に上手くハマったというか、狙わずにやった結果、読者を大いに驚かせて、しかも、あれによってヤンキー漫画要素を清算して、スポーツ漫画に完全に移行する事になりました。
(三井君の告白以降ほぼヤンキー要素無くなったし)
正直、あの2巻くらいあった、喧嘩と三井君の回顧シーンがあったからこそ、そこから読者と湘北高校バスケ部が一体になったと言うか。
そして三井君は3ポイントシューターとして復活しますが、それでもブランクでスタミナがないとか苦労しています。それでも不良たちの星という事で、山王戦では鬼神のごとく活躍しますし、(当時井上先生も三井君最高とか言いながら描いてたとか)
元々、バスケの優秀選手が足を踏み外して不良になったもののそこから更生したと言うプロセスを踏んでいたので、読者から反感を買うことも無かったですし(意外とこういうプロセスをさぼるといけないんですよね)
すみません。こんな感じです。駄文失礼しました
そんな訳で、私めの私見ながら!!!言っていきたいと思います。
まぁ正直、連載当時そこまでバスケ自体に興味はなかったのですが、それでも読んでいるうちにバスケに興味を持ち出して、気づいたらかなり熱中して見ていました。
このスラムダンクについての面白さを私なりに考えるとポイントは3つあります。
1.「天才」桜木がすっごい苦労している⇒すぐに上手くならない。シュートが入らない
2.けっこう湘北高校負ける。
3.やっぱり三井君の不良からの更生シーン
主人公の桜木花道君は、非常に才能あふれる男です(ガタイも良いし・・・) 普通の漫画なら、すぐにでも上達してすぐ主力になって、いわゆる「シュートが入らなくて苦労する」とか「ファールですぐ退場する」とか言うプロセスを踏まず描いてしまうところです。
ただ、主人公の桜木君は驚く程、上達がゆっくりというか、中々上手くなりません。(まぁ実際なら驚異の上達ペースなんでしょうが、漫画では遅く感じます)
ここに、井上雄彦先生の「バスケなめんな」と言う声が聞こえてきそうです。
実際、普通の桜木君のジャンプシュートが決まるのが23巻くらいだし、15巻くらいまではレイアップシュートとダンクしか出来ません。それでもリバウンドは出来たので試合には出してもらってましたが、何度も退場したりまた、意外や意外井上先生は「まぐれでシュートが入る」と言うシーンを頑なに書きませんでした。そしてゴール下シュートの練習やジャンプシュートの練習も驚く程、描いていますし、かなりシュートには苦労しています。
なので、主人公なのにゴールシーンが驚く程少ないんです。 (だって入らないから)
ちなみに得点源は大体、流川君と、ゴリとミッチーになるんですね。
そして第二に、ここがけっこうポイントなんですが、桜木君のいる湘北高校は、けっこう負けます。それも300ページや400ページ費やした試合でも負けます。(練習試合の陵南戦と、決勝トーナメントの海南戦)
ここまで苦労して書き上げた試合でも、井上先生は負けさせます。ほかの漫画でしたら「ここで負けさせないっしょ」みたいな風でも普通に負けさせます。(意外とこれ、出来ないんじゃないかな)
漫画でも「勝負の残酷さ」みたいなものにリアリティを持たせているのと、また次の試合でも「ひょっとしたら負けさせるんじゃないか?」と言う読者に緊張感を与えた所がポイントです。
正直、陵南戦と海南戦を勝たせてたら、もっとつまらなくなってたと思います。やはり漫画で大事なのは、スポーツ漫画では「負けるかも知れない」とかバトル漫画だったら「本当に死ぬかも知れない」と言う緊迫感じゃないでしょうか。
第三に、やっぱこれ 三井寿の不良からの更生シーン。
一応、初期のスラムダンクは、不良っぽい感じのする漫画でした、なんつーか「ろくでなしブルース」っぽいヤンキー漫画要素が半分くらい占めていました。
(最初は不良の堀田のりお君とあーだこーだやってましたしね!!!)
桜木軍団とか、完全不良集団だし、流川君も喧嘩強いですし。
ひょっとしたら最初は完全に不良物になるか、スポーツ物になるか、ふらふらしてたんじゃないでしょうか?(ろくでなしブルースも一応ボクシングだったし)
陵南との練習試合後に、宮城リョータが登場してそこからまた、ヤンキー要素がぶり返して来ました。(喧嘩シーンなんて完全にヤンキー漫画)
そこで出てきた三井君が湘北高校バスケ部をぶっ潰しに来るんですが、 そこで派手に喧嘩するんですが、正直喧嘩していた時は、三井君はまだ「元バスケ部」って設定でも無かったそうです。
ただ、喧嘩シーンを書いている最終うちに、「三井君を元バスケ部って設定にしたほうが面白いんでね?」と言う風になって、「安西先生・・バスケがしたいです・・」みたいになったんじゃないかなと。
あの時、三井君がバスケ部だったって木暮くんの告白にも連載当時「マジかよ・・・」みたいな感じでしたし。(前振りも何も無かったし)
この行き当たりばったりが、逆に上手くハマったというか、狙わずにやった結果、読者を大いに驚かせて、しかも、あれによってヤンキー漫画要素を清算して、スポーツ漫画に完全に移行する事になりました。
(三井君の告白以降ほぼヤンキー要素無くなったし)
正直、あの2巻くらいあった、喧嘩と三井君の回顧シーンがあったからこそ、そこから読者と湘北高校バスケ部が一体になったと言うか。
そして三井君は3ポイントシューターとして復活しますが、それでもブランクでスタミナがないとか苦労しています。それでも不良たちの星という事で、山王戦では鬼神のごとく活躍しますし、(当時井上先生も三井君最高とか言いながら描いてたとか)
元々、バスケの優秀選手が足を踏み外して不良になったもののそこから更生したと言うプロセスを踏んでいたので、読者から反感を買うことも無かったですし(意外とこういうプロセスをさぼるといけないんですよね)
すみません。こんな感じです。駄文失礼しました
コメント
とくにそのヤンキー部分がね!!!!